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講演のタイミングで・・・

講演のタイミングで・・・

 

小宮山です

神奈川県社会福祉士会より依頼あり、「在宅医療・最期まで安心して自宅で過ごすこと・お看取り」などをテーマに講演してきました。
質疑応答をいれて2時間もいただけたため、だいぶ遊びをもってゆっくり深く話すことができました。


講演のタイミングで、数週間前からみていた終末期の患者さんがお亡くなりになりそうだったのですが、会場についたところでまさに「息を引き取られた」と連絡がありました。講演日の朝の往診でも同様の状態だったため、ご家族には「午後は講演で、その間はすぐにはかけつけられないかもしれない」と伝えていたのですが、まさにお伝えしたようになりました。
 

ただし、とても穏やかな最期であることや、すぐに伺えないことはご家族にお伝えしてあったため、講演後にお看取りのお伺いをしました。とてもとてもよい寝顔で、ご家族もとても満足そうな顔をしており、本当に愛情こもった熱心なご家族でしたので、悲しみはあっても、家族の充実度はかなり高いのではないかと思われました。


講演のなかでも「実は、いま直前にお亡くなりなった患者さんがいて、講演が終わったらすぐお看取りにいく」と話したことによって、リアルタイムに具体的な話をお伝えでき、より在宅での看取りのイメージがつかみやすくなったのではないかと思います。


ご高齢だったのですが、夫婦ともにお互いをあだなで呼び合い、旅立とうとしているパートナーに対して「生まれ変わったらまた一緒になろうな」と優しく話しかけていました。ドラマのセリフにはあっても、現実はどんなに仲の良い夫婦であっても、なかなか言える言葉ではありません。そんな言葉を素直に、もう旅立つ直前で意識もないであろうパートナーにむかって呼びかけれられるような夫婦の関係性は、本当に素敵です。

そして、このようなとても質の高い旅立ちを得ることは、自宅でないとなかなかできないことです、と講演中にも話ましたし、お看取りで伺ったときも、あらためてそのように感じられました。

講演テーマと旅立ちのタイミングがばっちりシンクロしたことはとても感慨深く、生活の文脈のなかで、自然の旅立ちを迎えることの素晴らしさを、私だけでなく、講演を聞いてくれた方々にも、患者さんが身をもってお伝えしてくれたのではないかと思います。

本当にこの患者さんやご家族には感謝の気持ちでいっぱいです。


 

 

2015-12-06 01:01:00

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